本記事では、2022年末時点でGitHub Sponsorsで支援している方を勝手に紹介していこうと思います!
現在支援させていただいているのはこちらの方々です。
- kt3kさん
- kazuponさん
- sosukesuzukiさん
- yhattさん
- yusukebeさん
以下、順番に紹介させていただきます。
kt3kさん
- 通称Deno澤さん。Deno社の中の方です。
- Deno社に入る前からPermission周りの実装等で大量にcontributeされていて、そのままdenoland社結成後にjoinすることになった凄い方です。
- 2018年末〜2019年初頭にdeno-jaの活動を始めた頃からお世話になっています。
- 自分はここ1年半くらいdeno-jaの活動が出来ていないのですが、Deno澤さんとuki00aさんが中心となって精力的にDenoばた会議のイベント運営を行ってくださっていて、コミュニティ活動が継続しているのを見て安心しています。(感謝の念しか無いです…!)
- 正直Deno自体に触れる時間がかなり減ってしまっているのですが、Deno澤さんが積極的に情報発信されているので、なんとか最新情報にキャッチアップできています…!いつも本当にありがとうございます!
kazuponさん
- Vue.jsのコアチームのメンバーを務めつつ、Vue.jsの日本コミュニティの活動を主導されている方です。
- もう4~5年ほど前になってしまいますが(思った以上に前…!)v-tokyoやVue Fesの運営で大変お世話になりました。
- Vue.jsの日本コミュニティのイベント運営能力は非常に高く、正直あまり力になれなかったのですが、近くでその活動を見ることが出来てとても学びが多かったです。
- 海外スピーカーへの手厚い対応など、どのように行っているか見ても真似するのは難しい、と言うくらいの高いレベルで行われていた印象です。
- (Deno同様…)Vue.jsもあまり触らなくなってしまっているのですが、コミュニティ活動と言う面で引き続き応援しています…!
sosukesuzukiさん
- 学生の身でありながら、企業で働きつつPrettierのメンテナをされていると言うとんでもない方です。
- GitHub Sponsors をはじめましたと言うブログを見たタイミングから支援しています。
- Prettierと言う誰もが使っているツールでありながら、そのメンテナンスが2~3人の手によって支えられていると言うのは結構な衝撃で、少額ですが投げることでサポートになるなら…と言うことでスポンサーしています。
- この辺りについてはmozaic.fmのTC39回でも話されていました
- 最近、OSS由来の収入の内訳についても公開されていました。
- 本業以外でのOSSメンテナでこれだけの報酬が得られると言うのは、多くの人にとって予想外だったと思います。第一人者として、こうした情報を積極的に公開しているのは流石だと思います。
- とは言え、このような気持ちもあります。
いい話ではありつつ、もっともらって欲しい気持ちがある
— syumai (@__syumai) 2022年12月19日
2022年に OSS 活動によって得た報酬を公開 https://t.co/clRGxrem5Z
- 全体からすると本当にちょっとした額ではありますが、引き続き応援しています!
yhattさん
- Marpと言うプレゼン資料作成ツールを作っている方です。
- Marpは、Markdownからスライドを簡単に生成できるツールです。
- 登壇の度、Google Slideを使おうとしたり、Remark.jsを使おうとしたり、色々試そうとしているのですが、結局一番使いやすい道具と言うことでMarpに戻ってきています。
- 自分にとって最高のツールなので、引き続き開発を応援したいと言う気持ちを乗せて支援させていただいています。
yusukebeさん
- Honoと言う高速なWebフレームワークを開発されている方です。
- Honoの特徴は、各種JavaScriptランタイムの全てと言ってもいいくらい多くの環境上で動くことです。
- READMEから引用すると、2023年1月現在で "Cloudflare Workers, Fastly Compute@Edge, Deno, Bun, or Node.js" で動くそうです。
- 依存性ゼロで、Web Standard APIのみを使うことで実現されています。
- 2022年は、CDN Edge上で動作するJavaScriptランタイムについての話題が大いに盛り上がりました。
- Cloudflareはworkerdと言うCloudflare Workerのランタイムをリリースしました。
- VercelはNext.jsのEdge Runtimeのサポートを発表しました。(Next.js 13.1でEdge API RoutesはStableになっています)
- そしてWinterCGと言うJavaScriptランタイム間での相互運用性を向上するためのWorking Groupの立ち上げがありました。
- また、Bunという新しいJavaScriptランタイムが登場し、話題をかっさらいました。
- npm installが異常に早く終わる動画(見付けられなかった)を見て本当にビックリしました。
- Honoの話に戻りますが、Honoの凄いところは、こうした新しいランタイムの登場にいち早く対応し、かつ高速に動作するWebフレームワークとしてランタイム開発者側に認知されていることです。
- Honoは、Denoの公式Benchmarkにも指標として採用されています。
- 2023年も引き続き、この領域の注目度は高い状況が続くと思っており、その中心になりうるWebフレームワークを開発している方が日本と言う身近な国にいらっしゃると言うことが凄いと思い支援を始めました。今年もご活躍期待しています…!
総括
関連性のない話題をつらつら書いてしまった感じになりましたが、GitHub Sponsorでの支援には色々な理由があるんだなと言うことを自分で再認識しました。 2022年は5名でしたが、もっと支援金を投げる手をどんどん軽くして、投げまくっていきたいです。
とは言え、投げるにあたっては、やはり、Sponsor募集のブログであったり、ツイートであったりがきっかけになっていた物が多かったと思うので、そういった広報は自分が行っている活動への支援をいただく上で非常に重要になると思います。 自分の活動を支援して欲しいと思っている方で、このブログをお読みになった方がいらしたら、ぜひ、ご自分の活動を積極的にアピールしてみてください!(sosukesuzukiさんの活動が参考になりそうです)
投げる側の人は、感謝の念をお金に乗せて積極的に投じていきましょう!
以上、何かの参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
(勝手にご紹介させていただいたみなさん、今年も引き続き応援しています!👏)